『オールラウンダー廻』で格闘技漫画の金字塔を打ち立てた遠藤先生が、今度は「女子MMA(総合格闘技)」を舞台に描く、最高に熱くてチャーミングな一作です。
🌟 魅力1:主人公の「自分大好き」が、最高にピュアで憎めない
本作の主人公は、とにかく自分のことが大好きな女の子。一見すると自惚れ屋に見えるかもしれませんが、その自信は裏表のない純粋なエネルギーに満ちています。 「自分がかわいい」と信じて疑わない彼女の姿は、見ているこちらまで明るい気持ちにさせてくれるし、その自己肯定感の高さが過酷な格闘技の世界を生き抜く強力な武器になる。そんな彼女がとにかく可愛くて、気づけば全力で応援してしまいます。
🌟 魅力2:コーチが「ダメ人間」だけど、格闘技に関しては「本物」
彼女を指導するコーチは、私生活は救いようのないダメ人間。でも、いざMMA(総合格闘技)の話になれば、その眼力と戦術は間違いなく超一流。 この「普段のクズっぷり」と「格闘技への真摯な姿勢」のギャップがたまりません。ダメな大人なのに、指導の瞬間だけは見せる鋭い表情。この師弟コンビがどんな化学反応を起こすのか、一瞬も目が離せません。
🌟 魅力3:少女が「格闘家」へと成長していく濃密なプロセス
ただ強いだけじゃない。主人公が格闘技の技術を学び、強敵と出会い、肉体的にも精神的にも「本物の格闘家」へと脱皮していく過程が丁寧に描かれています。遠藤先生ならではの圧倒的なリアリティで描かれる練習風景や試合描写は、読んでいるこちらの筋肉まで熱くなるような没入感があります。
🌟 魅力4:鮮烈で奥深い「女子MMA」の世界
本作の大きな特徴は、女子同士の試合が非常に奥深く、かつ新鮮に描かれている点です。 女子格闘技ならではのしなやかさ、スピード、そして特有の心理戦。それを単なる「華やかさ」としてではなく、真剣な「勝負論」として描き切る筆致は流石の一言。個性豊かな対戦相手や、切磋琢磨する仲間たちの試合も一つひとつに見応えがあり、読み進めるほどに女子MMAの沼にハマっていきます。

0 件のコメント:
コメントを投稿